【連載4】お金をかけた知育より、賢い子どもに育てられる「タダ」の方法
こんにちは。乳幼児子育てサポート協会の行本(ゆくもと)です。
子どもが、なにか失敗してしまった時、ママから見て困った行動をした時、つい…
「なんで、そんなことしたの?!」
「どうして、こうなっちゃんたんだろうね!」
なんて、言ってしまいませんか?
実は、こういう声がけ、子どもにとっては、とっても辛く、意欲が失われてしまいます。
どうしてかというと、就園前の子どもの行動には「悪意」が全く無いからなのです。
子どもは、
ーーーーー
・好奇心
・ママの役に立ちたい
ーーーーー
の、どちらかの理由で、行動しています。^^
たとえ、ママから見て、困った行動、してほしくない行動だったとしてもです。
ですから、どうして?なんで?と言われても、子ども自身、自分の行動を説明することができないのですね。
また、好奇心や、ママの役に立ちたいという気持ちでやったことを、怒られることで、子どもは「もうやめておこう。」「何をしてもママに怒られちゃう。」と感じ、新しいことにチャレンジする意欲が失われてしまうのです。
子どもの「やってみたい!」「チャレンジしてみよう!」という意欲を育むためには、下記の言葉を使うと、効果的です。^^
・子どものチャレンジ精神を育む声がけ
子どもがなにか、失敗をしてしまった時には…
「次はどうしたらいいかな?」
と声をかけましょう。^^
ポイントは
・子どもに改善策を考えさせる
です。
次はどうしたらいいかな?という声をかけると、子どもは「次もやってみていいんだ!」と、「次」という未来に目を向けることができます。
また、大人が「次は、こうしなさい。」と、うまくいく方法を伝えるのではなく「どうしたらいいかな?」と聞くことで、子どもが自分で考える力をはぐくむことができます。
そして、自分で考えた改善策を、試してみたい!と、感じます。
つまり、失敗しても、もう一度チャレンジしてみよう!と、意欲的に考えられるのです。^^
「次はどうしたらいいかな?」と声をかけることで、子どもは
失敗する⇒改善策を考える⇒もう一度チャレンジする⇒成功する
という体験をすることができるのですね。
この体験を何度も経験すると、子どもは「できた!」という達成感を感じ、また「自分でうまくいく方法を考えられた」という大きな自信となります。^^
達成感を感じ、自信をもてると新しいことにも、意欲的にチャレンジできるようになります。
まとめると、「次はどうしたらいいかな?」と声をかけることで
・「次」という未来志向になる
・達成感を感じる
・自信が持てる
・新しいことにチャレンジできる
ようになるわけですね。^^
たった一言で、こんなにたくさんの子どもの力を育むことができるんです。ぜひ、今日からお試しくださいね。
赤ちゃんに「次はどうしたらいいかな?」と聞き、少し間をおいてから、大人が「次は◯◯してみようか?」と伝えましょう。
そうすることで、赤ちゃんも考える・改善するという体験をすることができます。
ぜひとも、赤ちゃんから「次はどうしたらいいかな?」使っていきましょう。^^
【連載1】賢い(生きる力の強い)子どもに育てるために、0歳でできること:散歩
【連載2】賢い(生きる力の強い)子どもに育てるために、0歳でできること:選択