ホーム > インフォメーション一覧 > 待機児童を減らすために、国を挙げて取り組んでほしいこと

待機児童問題は、3つの施策で解決できる!

こんにちは。乳幼児子育てサポート協会の行本(ゆくもと)です。

昨今、社会問題となっている「待機児童」の問題。世間では

保育園を増やす
保育士さんの資格を持ちながら、離職している方の復職支援

などの対策が言われていますが、私はこの2つより、もっともっと大切な対策があると考えています。

待機児童を解消するための、私が考える解決策は下記の3つです。

1:子ども一人に対して、年間100万の補助と、幼児教育の無償化
2:認定こども園の補助金の増加
3:「母親」という仕事の尊さの啓蒙

 

1:子ども一人に対して、年間100万の補助と、幼児教育の無償化

まず、私たちが知っておかなくてはいけないのが、日本の教育予算についてです。

こちらに、わかりやすいグラフが掲載されていますが、日本は先進国の中でも教育費の公的支出が、かなり少なくなっています。

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次に、知って欲しいことは、復職する女性の中には

・本当は家にいて、子どもと過ごしたいけれど、教育費を考えると、働かざるをえない

という方が、たくさんいらっしゃいます。

教育費の心配がなくなれば、保育園にあずける子どもの数は、格段に減るでしょう。

ですからまず、日本の教育費の公的支出として

・就園前の子どもへ年間100万の支援
・幼児教育の無償化

をするべきと考えます。

2:認定こども園の補助金の増加

待機児童が増えているのに、幼稚園は定員割れを起こしていることをご存知ですか?

これは、幼稚園が3歳からしか預けられないため、ワーキングマザーが増えている現在、幼稚園より保育園のニーズが高いことに起因します。

また、幼稚園が「認定こども園」として申請をすると、0歳代からの預りが可能になります。

ですが、一度、認定こども園の申請をしても、返上する園も多いのです。(東京)

これは、園の規模などにより、補助金が足りなくなり、園の運営が立ちゆかなくなることが原因とのこと。

であれば、まず認定こども園への補助金を増額するべきではないでしょうか?

認定こども園への補助金を増額し、認定こども園が増えることで、待機児童は間違いなく減ります。

3:「母親」という仕事の尊さの啓蒙

昨今の「女性活躍推進」という言葉に、違和感を感じています。

なぜなら、この言葉の裏には「外で(会社など)で働くことが活躍である」という前提があるからです。

もちろん、企業でキャリアアップしたい女性が、性差でキャリアアップが阻まれることは、あってはなりません。

ですが、キャリアップこそ女性の活躍の姿だ!という認識は、社会として改めてほしいと考えるのです。

「母親」つまり「子どもを育てる」ことは、とてつもなく尊い仕事です。

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1人の人間を、自立し、成熟した人間に育てることで、日本の将来も明るく発展していきます。

もし、母親が子育てを放棄したら…? 子どもは育たず、社会も衰退していきます。

ですから働いていなくても、まず子育てをしている母親の尊さを、理解し社会にその意義を広めることが大切だと思うのです。

「母親」として自信が持てれば、無理に就職をする女性もヘリ、待機児童も減るのです。

これが、私が考える「待機児童問題」に対する解決策です。

これらは国に動いて貰う必要があり、実現するには、とてつもなく時間がかかります。

ですので、待ったなしの待機児童問題に対して、私は、私のできることをコツコツと行動しています。

私が待機児童問題に対して行動していることとは、こちらです。

 
 

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