根本的な少子化対策は、どれだけ時間がかかっても、このようなことではないでしょうか?
こんにちは。乳幼児子育てサポート協会の行本(ゆくもと)です。
昨今、大きな社会問題となっている「少子化」。
様々な原因が上げられますが、一つの大きな原因として私は、「母親業の価値を感じられない女性が増えた」のではないかと考えています。
核家族化が進み、子育てをしていると感じる孤独感と社会からの離脱感。
さらに、世の中で叫ばれる女性の社会進出。
「働いている女性」の方が「イキイキとしている。女性として価値がある。」という風潮を感じます。
また、子育てはお金も時間も、かなり限られ、自由が効かなくなることも事実。
さらには子どもを産むと、働きたくても保育園に入れない、という現状。
このよな社会風潮と事実ばかりがフォーカスされ、潜在意識の中に「母親とは苦しい物。価値が低いもの」という感覚が、社会から植え付けられているように感じます。
ですから、本気で少子化対策をするのであれば「母親とは素晴らしく、価値の高い立場であり、一生をかけた大切な仕事である」ということを、女性たちが心から感じられる社会を作ることが、大切だと考えています。
具体的にどうしたらいいのか?
実は先日、このようなできごとがありました。私は、時間がどれだけかかっても、少子化対策の根本は、このようなことにあると思います。
くれぐれも、私は女性の多種多様な「生き方」は認められるべきで、「子どもを生まない選択」も、もちろん尊重しています。
ただ、「子どもを生む価値」を、もっともっと知った上で、生む・生まないを考えられる世の中になること。
子育ては素晴らしく価値があるもの、ということを、若い女性たちに知ってもらうことが大切だということです。