うんちは臭い!?いえいえ、とっても大切な健康のバロメーターです。
こんにちは。乳幼児子育てサポート協会の行本(ゆくもと)です。
いろいろな子育て支援施設などで、多くのママや赤ちゃんを拝見していて、少し気になることがあります。
それは
「うんちしたのー?くちゃいくちゃい。汚いから、オムツ変えようね」
という言葉なのです。
本来なら、うんちをした時には、ぜひとも、赤ちゃんに
・お腹が気持ちいね。^^
・今日も元気な証拠だね〜♪
と、ポジティブな声を掛けてあげて欲しいのです。
どうして、ポジティブな声をかけて欲しいのかというと、理由は下記の2つです。^^
・うんちは、健康のバロメーターだから
・ネガティブな声かけ(汚い・臭い)は、将来の便秘に繋がるから
それぞれ、どういうことかといいますと…。
1:うんちは、健康のバロメーターだから
まずですね、うんちは「とっても大切なモノなんだ」ということを、理解していただきたいのです。^^
うんちの状態(匂いや硬さ、色)で、赤ちゃんの健康状態がすぐに分かります。
※色については離乳食を食べ始めると、食べたものの色がつきますので、何を食べたかを思い出してから判断しましょうね。
ですから、汚いものでも、悪いものでもないってことです。
また、においつきのオムツがありますが、それは使わないほうがいいです。^^
ちょっとした匂いの変化や、硬さの変化で子どもの体調の変化に気がつくことができますので、香り付きのオムツは使わないようにしましょうね。
ちなみに、健康なうんちを出すためには、大腸の調子を整えることが大切です。
大腸って、実はものすごい人間の健康に関わっている臓器なのですね。
そのあたりのことは、この本に、とってもわかりやすく書かれているので、ぜひ、読んでみてくださいねー♪
・ネガティブな声かけ(汚い・臭い)は、将来の便秘に繋がるから
0歳の赤ちゃんの時から、うんちをする度にママやパパから
「わぁ、汚いー!」
「わぁ、くちゃいねー。」
って言われていたら、子どもは、どう感じるでしょうか?
子どもは「うんちは、汚い、良くないもの」と感じますよね。
そんなお子さんが、集団生活に入ったら…。
間違いなく、学校や幼稚園での排便を我慢しちゃいますよね。
つまり、便秘のクセが、小さい時からついてしまうってことです。
女の子は特に、小学校などでの排便は我慢しがちですよね。
せめて、思春期などに入る前は、しっかりと便意を感じたら、出す、という習慣はつけてあげたいものです。
そして、家庭内では、
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「今日は、どんなうんちが出た?」
「いいうんちが出て、良かったね!」
「今日も、元気な証拠だね♪」
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という会話ができるようになって欲しいな、と思います。
ということで、大腸や、うんちは、本当に大切なもの。
ぜひとも、今から、オムツ替えの時には
「たくさん出て、お腹も気持ちがいいね♪」
「今日も元気で、よかったねー。^^」
などの、ポジティブな声をかけてあげてくださいね。